世界の鉄鉱石輸出の70%を占めるBHPビリトン社、リオ・チント並びにヴァーレ社のベンチマーク方式から四半期ごとのスポット価格連動型の価格方式の移行で、4月から鉄鉱石の価格が90%以上値上げされる影響でブラジル国内の鉄鋼製品価格は10.5%から14.5%の値上げが予想されている。
鉄鋼メーカー関係者は輸入比率が100%を占めて、鉄鋼製品価格の25%のコストを占める石炭価格が50%以上の値上げが予想されているために、今後は更に鉄鋼製品の値上げに大きな影響を及ぼすと予想している。
ナショナル製鉄所(CSN)は鉄鉱石を自給できるために、鉄鉱石が製造コストに占める割合は僅かに6%と非常に低いが、石炭、コークスや鉄鉱石の市場価格の移行に伴って4月から徐々に価格調整を行うと予想されている。
ウジミナス社は4月11日から製品別に11%から15%の値上げを予定、アルセロール・ミッタル社は4月中旬から自動車部品、白物家電、機械・装置向けの圧延鋼の値上げを予定している。(2010年3月31日付けヴァロール紙)