金融危機後に世界の鉄鉱石や鉄鋼需要が縮小した影響でヴァーレ社は今年の投資計画予算142億ドルを50億ドル削減したために、ルーラ大統領から批判されていた。
昨日、ルーラ大統領とヴァーレ社のロジェール・アグネリ会長は会談を持ち、アグネリ会長が2010年の投資計画予算を129億ドルとブラジルの民間企業の投資計画では最大となり、ルーラ大統領から賞賛された。
この投資計画で同社の従業員は12.0%増加の8万1,400人と大幅な雇用創出に結びつき、また2014年の鉄鉱石輸出は50%増加の4億5,000万トンが予想されている。
ルーラ大統領はヴァーレ社に対して単なる鉄鉱石輸出企業から付加価値の高くて大幅な雇用増加が見込める鉄鋼生産を盛んに奨励している。
同社はパラー州にパラー圧延鋼社(Alpa)に27億6,000万ドル投資して年間250万トンを生産、2013年の操業を予定、またセアラー州に韓国の東国製鋼と共同で300万トンの製鉄所を建設する。
またエスピリット・サント州に年産500万トンのUBU製鉄所を建設して操業は2014年を予定、中国を除いて世界鉄鋼需要が回復していないために投資パートナー選定に困難を極めている。(2009年10月20日付けエスタード紙)