ゴールドマン・サックス投資銀行はヴァーレ社が買収を検討している4社の内で、米国資本のフリーポートMcMoRan社の買収が最良の選択であると分析している。
フリーポートは世界で2番目の銅生産会社で買収総額は523億ドルを要するが、ヴェーレ社による新たな増資の必要性はなく、負債総額は397億ドルと他社の買収よりも負担が軽い。
世界4位の鉱業会社アングロ・アメリカ社買収は900億ドルの買収資金が必要となるが、世界第2位のアルミ製造会社で買収資金が366億ドルのアルコア社並びにフリーポート買収が可能となる膨大な買収資金の調達に迫られる。
ヴァーレ社にとってアングロ・アメリカ社買収では新たに148億ドルの増資並びに負債総額が627億ドルに膨れ上がるために経営を圧迫するが、世界3位のリオ・チントに買収を仕掛けているBHPビリトン社を抜いて世界トップの鉱業会社を目指している。
世界5位の鉱業会社エクストラータ社買収総額は927億ドルと見込まれており、新たな増資が174億ドルと負債総額が628億ドルに膨れ上がるために、アングロ・アメリカ社の買収と同様に経営を圧迫する可能性がある。(2008年7月23日付けエスタード紙)