ヴァーレ社はポートフォーリオ戦略拡大でパラナパネマ社の銅製品メーカーのカライバ金属と肥料メーカーのシブラフェルチル社の買収を検討しているが、パラナパネマ社は2002年に亜鉛メーカーのパライブーナ金属を1億ドルでヴォトランチン・グループに売却している。
カライバ金属は年間28万トンの銅製品を生産しており、ヴァーレにとってはチリ並びにパラー州カラジャスの銅鉱山から原材料を調達して精錬しており、川上 から川下まで一貫して銅製品を生産できるシナジー効果が期待できるが、ヴァーレはすでにカラジャスのサラボ銅鉱山からの銅鉱石を原材料として、パラー州内 にパイロット精錬所を建設している。
またヴァーレ社にとってシブラフェルチル社の買収はアルゼンチン、ペルー並びにブラジルでの化学肥料生産を目論んでいる同社にとっては投資対象として大きな効果が期待できる。
パラナパネマはヴァーレ社に2事業を譲渡してもアマゾナス州の錫精錬工場、サンパウロの銅工芸品製造工場での事業継続が予想されている。(2008年7月2日付けヴァロール紙)