国営原子力産業会社(INB)は民間企業ガルヴァニ鉱業が民間で初めてウラン鉱石の採掘を行なうと発表したが、多国籍企業のブンゲ社やヴァーレ社もウラン鉱開発参入を表明していた。
セアラー州のサンタ・キテリアの燐酸鉱山で発見されたウラン鉱はINBがすべて買取り、燐酸鉱石はガルヴァニ鉱業が一般販売するが、燐酸鉱石の開発投資金3億4,200万ドル並びにウラン鉱の3,500万ドルはすべてガルヴァニ鉱業が負担する。
同鉱山の燐酸鉱石埋蔵量は900万トン、ウラン鉱は8,000トンと見込まれているが、開発着手は2014年からで年間の燐酸鉱石生産は24万トン、ウラン鉱は1,500トンが見込まれている。
原子力発電所のアングラ1号のウラン鉱の消費量は14ヶ月で170トン、アングラ2号並びに建設が予定されているアングラ3号は14ヶ月で270トンの消費量が見込まれており、同鉱山からの供給量で充分に賄える。
同鉱山の環境ライセンス認可は1年半ぐらいかかると見込まれているが、INBではパラー州リオ・クリスタリーノとアマゾナス州ピチンガのウラン鉱山の民間企業との共同開発を検討している。(2008年6月20日付けエスタード紙)