鉄鋼業界の再編や鉄鋼製品の生産・消費のグローバル化に対応するために、ブラジルの製鉄会社は盛んに海外での買収を進めており、ウジミナスは2015年までに、ブラジルでの増産に90億ドルの投資と平行して、米国やヨーロッパ連合国での買収を進める。
鉄鉱石の海上輸送費がトン当たり80ドルまで上昇しており、世界の大手鉄鋼会社は、鉄鉱石の生産地近くで半製品を生産して、消費地に輸出する傾向となって きており、チッセン・クルップがリオ州、上海宝鋼集団がエスピリット・サント州で、それぞれリオドーセ社と共同で生産して輸出する。
またCSN製鉄はリオ州イタグアイで年産300万トン、ヴォトランチンがリオ州レゼンデ、ウジミナスはミナス州イパチンガとサンパウロ州クバトンの製鉄所に投資する。
今年の中国の鉄鋼生産は、前年比12%増加の4億8,000万トンが予想されており、今年の世界の鉄鋼生産量は7.1%、来年は6.9%それぞれ増加が見 込まれているが、ブラジルは2012年までに565億ドルを投資して、年産7,800万トンの鉄鋼生産が予想されている。(10日付けエスタード紙)