ブラジル銀行の年金ファンド(Previ)の総資産は1,600億レアル、そのうち62%は金利が確定していない流動性投資、38%は金利確定付きファンドや不動産投資であり、昨年の純益は246億レアルを記録している。
Previファンドでは、今年の投資を小売業界並びに特に空港コンセッションのインフラ投資を中心に行う予定であり、更にポートフォーリオを拡大する計画を立てている。
グアルーリョス空港の民間コンセッション入札では、Previファンド傘下のインフラ企業Invepar社は、ペトロブラス石油公社年金基金Petro社並びに連邦貯蓄金庫年金基金Funcef社、道路や地下鉄建設を事業の柱にしている建設会社OAS社 、南アフリカのケープタウンやKing Shakaなどの国際空港を運営している南アフリカ資本ACSA社と共に落札した。
Previファンドでは今後も空港コンセッションへの投資を強化するために、グループ傘下のInvepar社の新規株式公開(IPO)を来年中に予定、また小売大手マガジン・ルイザ社に2.07%の資本参加を行っている。
同ファンドは、小売業界やショッピングセンターなどの不動産投資以外に、ペトロブラスグループのSete Brasil社などに資本参加をしており、膨大な埋蔵量を誇る岩塩層下原油開発などの石油・天然ガスセグメントにも大型投資を予定している。(2012年4月12日付けエスタード紙)