砂糖・エタノール生産会社Cosan社は、アメリカ・ラティーナ・ロジスティカ(ALL)の株5.67%を8億9,650万レアルで取得して、同社の49%の株を所有する最大株主となる。
しかし株式市場関係者は、Cosanが非常に高いプレミアムを支払って株を購入したために、昨日のCosanの株価は5.74%と大幅に下落、ALL株も2.36%下落した。
CosanはALL社への資本参加拡大で、インフラ部門への投資を加速させる計画であり、傘下のRumoロジスティカ社は、すでにALL社と共同事業のスマレとサントス港間の鉄道の整備並びに複線建設を予定している。またこの鉄道整備向け投資の13億レアルには、729台の貨物や50台の機関車が含まれている。
ALL社には社会開発銀行(BNDES)が12%の資本参加、ブラジル銀行の年金ファンドPreviは3.94%、連邦貯蓄金庫(Caixa)の年金ファンドFuncefも4.11%の資本参加をしている。
ブラジル国内の鉱業や鉄鋼業大手のインフラ部門への参入が相次いでおり、CSN社、ウジミナス社、ヴァーレ社やゲルダウ社はMRS社に資本参加しているが、競合するアルセロール・ミッタル社はMRSの輸送料金が高いために、国家陸路輸送庁(ANTT)に提訴して、30%の値下げを勝ち取っている。(2012年2月23日付けエスタード紙)