昨日、サンパウロ証券取引所(Bovespa)で実施されたグアルーリョス空港、ヴィラコッポス空港並びにブラジリア空港の運営権民営化コンセッション入札で、落札総額が最低価格55億レアルの約5倍に相当する245億レアルと予想を大幅に上回った。
今回の入札には2014年のサッカーのワールドカップや2016年にリオで開催されるオリンピックに間に合わすために、早急な空港インフラ整備を余儀なくされており、民営化入札が急がれていた経緯があった。
グアルーリョス空港の民営化コンセッションを落札したPreviファンドのインフラ企業Inveparは南アフリカ資本ACSA社とコンセッションを組んでおり、最低価格の373.5%に相当する162億1,300万レアルで落札した。
ブラジル銀行年金ファンドのPreviファンドの傘下インフラ企業Inveparは ペトロブラス石油公社年金基金Petro社と、 連邦貯蓄金庫年金基金Funcef社、道路や地下鉄建設を事業の柱にしている建設会社OAS社 並びに南アフリカでTambo、ケープタウンやKing Shakaなどの国際空港を運営している南アフリカ資本ACSA社と共に落札した。
サンパウロ州カンピ‐ナス市のビラコッポス空港は、45%資本参加のTrinfo並びに45%資本参加のUTC社で構成されるAeroportos Brasilコンセッション並びに10%の資本参加のフランス資本Egis Airportが、最低価格の160%に相当する38億2,100万レアルで落札した。
連邦直轄地のブラジリア空港は、それぞれ50%資本参加のInfravix Participaçôes社並びにブラジルで初めて民営化された北リオ・グランデ州ナタール市のサンゴンサロ・デ・アマランテ空港を落札したCorporacion America SA で構成されるInfraamerica Aeroportosコンセッションが、最低価格の673%に相当する45億100万レアルで落札した。
グアルーリョス空港のワールドカップまでの投資は13億8,000万レアル、また総投資額は46億レアルが見込まれている。コンセッション期間は20年で700万人が利用できる新空港ターミナル建設が義務付けられている。
ビラコッポス空港のワールドカップまでの投資は6億2,653万レアル、総投資額は28億レアル、コンセッション期間は25年で200万人利用のターミナル建設、一方ブラジリア空港はそれぞれ8億7,305万レアル、87億レアル、30年、550万人となっている。(2012年2月7日付けエスタード紙)