民間企業は経済成長加速プログラム(PAC)での港湾インフラ投資が一向に進まないために、自社製品輸出を行う民間ターミナル建設として総額250億レアルの投資を予定しているにも関わらず、環境ライセンス認可以外にも閣僚的形式主義的なブロクラシーで一向に計画が進んでいない。
ブラジル港湾ターミナル協会(ABTP)の調査では港湾局の手続き上の遅れの影響で、港湾ターミナル建設の30プロジェクト以上が止まっており、建設許可が下りるまでに最低2年を要している。
昨年のブラジルの港湾取扱量は8億3,400万トン、その70%以上が109の民間港湾ターミナルでの取扱となっているが、2015年には10億トンを超えるために、早急にターミナル建設に着手しないとカバーできない。
ブラジル・クルージング協会(Abremar)はブラジルの観光客船部門は過去10年間に年間平均22%の伸び率を記録、40港湾が観光客船の受け入れを申請しているにも関わらず、20港湾しかインフラが整っていない上に、利用料金が世界でも最も高いと説明している。
港湾局では2014年のワールドカップの観光客受け入れのためにサントス港、サルバドール、リオ、レシーフェ、フォルタレーザ並びにナタール港のインフラ整備の入札を年内に予定、2013年末までの完成を予定している。(2011年6月15日付けヴァロール紙)