国内外のエタノール需要増加に伴って、サトウキビ栽培地域が消費地から益々遠くなってきて輸送コストが上昇してきているたに、ペトロブラス石油公社がエタノール・パイプラインを運営するLOGUM社を設立した。
LOGUM社ではサンパウロ州のエタノール生産の中心地であるリベイロン・プレートとパウリーニアを結ぶパイプラインを2012年末までに建設、この事業にはCosan社、Copesucar社、OTP社、Uniduto社並びにCamargo Correa社が資本参加する。
同社のパイプラインや貯蔵庫建設プロジェクトへの投資総額は60億レアル、2020年には年間輸送能力220億リットルと8億リットルの貯蔵能力を擁する計画となっている。
またLOGUM社はエタノール輸出のためにカラグァタツーバ港に50億リットルの貯蔵ターミナルを建設、エタノールのパイプラインによる輸送で20%のコスト削減が可能となり、Cosan社では年間8,000万レアルのコスト削減に結びつくと予想されている。
エタノール需要の拡大に伴ってサンパウロ州以外にもミナス州、ゴイアスや南マット・グロッソ州でも生産拡大が続いており、2009年のサンパウロ州のエタノール生産比率は全国の69.3%であったが、2021年には48.06%まで低下、しかしゴイアス州は10.2%から18.2%、南マット・グロッソ州は6.1%から14.5%とそれぞれ大幅に増加すると予想されている。(2011年3月2日付けエスタード紙)