2006年に民営化されたChina Communications Construction(中国交通建設集団有限会社)はリオ-サンパウロ間の高速鉄道の入札に参加すると見込まれていたが、世界の高速鉄道運営で高い収益を上げている企業が一社もなく、採算面から合わないと入札を棄権する可能性を示している。
同社はフォーチューン誌で世界500大企業の341位にランクされて海外での売上は30%であるが、比率を50%まで引き上げるために果敢に海外に進出している。
同社が採用したいプロジェクトモデルは中国政府とアフリカ諸国との間で交わしたプロジェクトの契約のように、中国がファイナンスを提供、中国人労働者による中国製の機械装置の使用による高速鉄道建設である。
しかしブラジルの大型プロジェクトはブラジル人の労働者やゼネコンの参加などが要求されるために、採算的に見合わないと見込んでいるために躊躇している。
しかし中国にとってブラジルは鉄鉱石、穀物や石油・天然ガスの供給国であり、実業家エイケ・バチスタ氏のアスー港の製鉄所建設や資源確保などに投資して着々と布石を打っている。(2010年9月17日付けエスタード紙)