金融危機からいち早く脱出したブラジルは国内経済が好調に推移しており、ワールドカップ、オリンピック開催や大型水力発電所などの建設が目白押しで、インフラ整備部門を中心に今後も投資拡大が見込まれている。
1980年代はインフラ部門の投資が止まっていたが、2007年からインフラ部門を中心に国内投資が再開されて、昨年の投資総額はGDP比16.7%であったが、今年は18.5%まで増加すると見込まれている。
ベロ・モンテ水力発電所の建設予算は190億レアルレアル、高速鉄道は340億レアル、官民合同プロジェクト(PPP)のサント・アントニオ水力発電所は135億レアル、バイア州の東西鉄道は60億レアルが見込まれている。
民間部門のインフラ整備プロジェクトに公立銀行であるブラジル銀行、連邦貯蓄金庫並びに社会経済開発銀行(BNDES)が低金利のクレジットを積極的に提供している。
昨年のペトロブラス石油公社は700億レアル、今年は820億レアルを投資して民間企業にプラットフォームや船舶を発注している。(2010年5月12日付けヴァロール紙)