1964年の新幹線開通から40年が経過したが、発展途上国では高速鉄道の導入計画が目白押しで、大量輸送や二酸化炭素の排出量が航空機の50分の1と地球温暖化対策に優れているために世界中で注目を集めている。
サンパウロ経由でリオとカンピーナスを結ぶ高速鉄道建設は90キロメートルに亘ってトンネル建設が計画されて総額346億レアルとなるが、アルゼンチンのロザリオ経由でブエノス・アイレスとコルドバを結ぶ710キロメートルの高速鉄道は地形的に有利であり、また既成の路線を一部活用するために30億ドルの建設費が見込まれている。
ヨーロッパでは1981年にパリとリヨン間で高速鉄道が開通、発展途上国では中国が2003年に上海と郊外の空港間にリニアモーター路線開通、また同国では総延長距離4,075キロの高速鉄道建設プロジェクトを抱えているが、北京と上海を結ぶ310億ドルの高速鉄道建設を含む34,04キロ区間の工事は着手されている。
今年3月にはトルコのアンカラとイスタンブールを結ぶ一部区間で開通、インド、イランやモロッコでも高速鉄道プロジェクトを抱えている。
サウジアラビアではメッカとメジナ間を結ぶイスラム高速鉄道、ロシアでは2020年までに高速鉄道網の建設計画があり、2010年までには80億ドルの投資が見込まれており、モスクワとサンクト・ペテルブルグ間を結ぶ所要時間3時間45分の高速鉄道建設はすでに開始された。(2009年8月5日付けヴァロール紙)