今年は上半期に石油価格がバレル当たり150ドル近くに達した影響でジェット燃料が高騰、金融危機の影響による搭乗客の減少で世界の31航空会社が倒産に追い込まれている。
230航空会社が加盟する国際航空運送協会(IATA)では石油価格の高騰ならびに世界金融危機による今年の航空部門の損害は75億ドル、40万人が人員整理されると見込んでおり、50年間で最も激しい危機に直面している。
今年の航空会社の損害は50億ドル、来年は石油価格の減少で損害は25億ドルに減少、今年のブラジルの航空会社の損害は5,000万ドル、来年は1億ドル を見込んでいるが、ペトロブラスは12月1日からジェット燃料価格を18.6%下げて効果で4億ドルのコスト削減が可能となる。
今年、最も損害を受けたのは北米の航空会社で総額は39億ドルに達して業界は再編成に追い込まれ、またコスト削減や人員整理が余儀なくされる。
今年のラテンアメリカの航空会社の損害総額は1億ドル、来年は2億ドル、アジアでも世界貿易縮小の影響で航空貨物が減少したために、それぞれ11億ドル、10億ドルの損害が見込まれている。
今年はアジアやラテンアメリカの搭乗客の増加で2.0%の増加が予想、来年の搭乗客は3.0%減少すると見込まれているが、航空運賃は2001年以来の値 下がりが見込まれており、今年の航空貨物は1.5%増加が予想されているが、来年は5.0%の減少が予想されている。(2008年12月10日つけエス タード紙)