2010年の大統領選挙を前に経済成長加速プログラム(PAC)のプロジェクト完成が目白押しであり、PACの母と呼ばれる与党のジウマ大統領候補にとっては都市再開発、インフラ整備などのイナグレーションへの参加は大衆票を獲得する大きな追い風となる。
来年の3月から9月にかけて大衆住宅や上下水道整備のPACプロジェクトは29都市での完成が予定されており、これらのプロジェクトだけで117万家族が恩恵を受ける。
大衆住宅や都市再開発は13地域で23万5,000家族が恩恵を受けるが、サンパウロ市のパライゾポリスの都市再開発プロジェクトでは2万2,500家族が恩恵を受け、大統領選挙に照準を合わせるように直前の9月17日の完成が計画されている。
上下水道のインフラ整備プロジェクトは16都市で行なわれており、93万5,000家族が恩恵を受けるが、南マット・グロッソ州のコルンバ市では5,400万レアルを投資して、市民の90%に上下水道整備がいきわたる。
また来年6月末にはベロ・オリゾンテ市の地下鉄1号線が開通予定、3億9,700万レアルを投資してサンパウロ市東部と都心を結ぶバス専用道路の完成も予定されている。
インフラ整備プロジェクトの完成も目白押しで、イタグアイ港湾へのアクセスが容易なリオ市大環状線、南大河州のカンジオタIII火力発電所、トカンチンス河のエストレイト水力発電所やサンタ・カタリーナ州のフォス・ド・シャペコ水力発電所のイナグレーションが予定されている。
来年4月にはサントス海盆のメシリャン鉱区で日産1,500万立方メートルの天然ガス生産の操業が予定されている。(2009年2月6日付けヴァロール紙)