道路民営化コンセッションや鉄道民営化コンセッションの入札は、収益率が低く設定されていたために、入札に参加する大手ゼネコンの投資意欲がそがれていたが、物流システム計画公社(EPL)は、道路民営化コンセッションの最低収益率を5.5%から7.2%を引上げて、多くの入札企業の参加を促す。
サンパウロ市経由のリオ市とカンピーナス市を結ぶ高速鉄道の最低収益率を7.2%に設定、最高収益率は10%以下を予定しているとEPL公社のベルナルド・フィゲイレード総裁は説明している。
今年の9月から10月にかけて実施が予定されている道路コンセッションの入札では、道路コンセッションの収益率の引き上げに伴って、高速道路の通行料金は、前回設定した料金価格よりも33.4%から62.3%の上昇が予想されている。
国家陸路輸送庁(ANTT)では道路民営化コンセッション期間を30年間に延長、初めに入札が予定されている第1区間は、バイア州の国道101号線で772.3キロメートル、最高通行料金は100キロメートル当たり11.51レアル、前回の公聴会で公開された価格7.45レアルを大幅に上回っている。
第2区間は、エスピリット・サント州とミナス州を結ぶ国道262号線で376.9キロメートル、最高料金価格は7.82レアルから11.38レアル、第3区間は、ゴイアス州とトカンチンス州を結ぶ国道153号線で751.9キロメートル、最高料金価格は5.84レアルから9.48レアルに引上げられている。
第4区間は、ゴイアス州とトカンチンス州を結ぶ国道50号線で425.8キロメートル、最高料金価格は5.21レアルから8.17レアル、第5区間は、連邦直轄地ブラジリア、ゴイアス州並びにミナス州を結ぶ国道60号線/153号線/262号線で1,165.5キロメートル、最高料金価格は3.36レアルから5.43レアルとそれぞれ大幅に引き上げられる。
第6区間は、南マット・グロッソ州の国道163号線/267号線/262号線で1,423.3キロメートル、最高料金価格は7.10レアルから9.47レアル、第7区間は、マット・グロッソ州の国道163号線で821.6キロメートル、最高料金価格は3.17レアルから4.66レアルとそれぞれ大幅に引上げられているが、料金改正では連邦会計検査院(TCU)の承認が必要となっている。(2013年5月31日付けエスタード紙)