一大穀倉地帯のマット・グロッソ州ソリーゾ市で生産されるトウモロコシを3,500キロメートル離れたペルナンブーコ州レシーフェ市へトラック輸送するコストは、1万7,000キロメートル離れた中国へ輸送するよりも高い。
またトラック運転手に24時間おきに11時間の休憩を義務付ける新規制並びに道路の不整備などのロジスティック問題などの要因で、輸送代がトウモロコシ価格の2倍以上になっている。
マット・グロッソ州の穀倉地帯からサントス港へのトウモロコシ輸送は国道が整備されて輸送コストが北東地域への輸送よりも大幅に安く、また帰りには輸入肥料をマット・グロッソ州に輸送できるメリットがあるが、マット・グロッソ州から北東地域へのトウモロコシ輸送には8日から10日が必要であり、なおかつ帰りは空荷物になるために、引き合わない。
1995年までアルゼンチンからトウモロコシを輸入していたが、南西部地域の穀物生産の増産に伴って、連邦政府はアルゼンチンからの穀物輸入を中止していたにも関わらず、アルゼンチン産のトウモロコシ輸入の再開を余儀なくされている。
マット・グロッソ州の穀物生産は急上昇しているにも関わらず、道路整備などのインフラが追い付いていないために、アルゼンチンからの輸入再開と並行して、連邦政府は北東地域での穀物生産の増加に迫られている。(2014年4月15日付けエスタード紙)