ブラジルの港湾使用手数料が非常に高くて、ブロクラシーやインフラ不備などで港湾コストが非常に高くて競争力を失っているために、連邦政府は、港湾手数料削減パッケージを今月13日に発表すると予想されている。
サントス港などでは、浅瀬や岩礁を避けて港湾航行の誘導のために水先案内人の使用を義務付けているが、現在ではサテライトや船内機器の使用で浅瀬や岩礁を確認できる。
サントス港の水先案内人の使用料は、8,000ドルと港湾コストの50%に達しているため使用料のカットなどはコスト削減に非常に重要であるにも関わらず、サントス港の水先案内人の資格を継続するためには年間70回以上の業務遂行が義務付けられているが、世界で最も利用度の高いロッテルダム港は僅かに20回が義務付けされているにすぎない。
ブラジルの港湾使用料が非常に高く、またブロクラシーやインフラへの投資の不足などで競争力を失ってブラジルコストに繋がっているために、ジウマ・ロウセフ大統領は、灯台の使用料や湾内航行関連の使用料の廃止を検討している。
しかし通関関連の連邦警察並びに国家サニタリー監督庁(Anvisa)の職員が行っている業務の削減は、非常に抵抗が強いため港湾手数料削減パッケージには含まれていない。
ブラジルの港湾は7民間ドック会社が18港湾、サンパウロ州ドック会社(Codesp)など州ドック会社が13港湾、市立ドック会社が3港湾をそれぞれ運営しており、またサンタ・カタリーナ州インビツーバ港は民営企業が運営しており、連邦政府は、ペトロブラス石油公社が運営している港湾を新しいモデルにすると予想されている。(2012年11月7日付けエスタード紙)