ジウマ・ロウセフ政権の最優先プロジェクトである第2次経済成長加速プログラム(PAC-2)による鉄道や道路建設のインフラ整備プロジェクトが軒並み遅れているために、工事完成予定が大幅に先延ばしされている。
2014年のワールドカップ開催前の完成を目指していたサンパウロ市経由のリオ市とカンピーナス市を結ぶ高速鉄道工事は入札を実施したにも関わらず、入札参加企業がなく、2016年のリオのオリンピック開催前の完成も再度引き延ばしされて、2020年の完成に変更されている。
ピアウイ州並びにセアラ州、ペルナンブーコ州を通過する1,728キロメートルのトランスノルデスチーナ鉄道の完成予定は2010年であったが、用地接収が非常に遅れているために、2014年末に変更となっている。
トカンチンス州パルマス市とゴイアス州アナポリス市を結ぶ855キロメートルの南北鉄道の完成は、2010年から環境ライセンス並びに用地接収問題などで、2013年に先延ばしされている。
北部鉄道のアウト・アラグアイア地方とマット・グロッソ州ロンドノポリス市を結ぶ260キロメートルの延長鉄道の完成は、2010年から2012年末に先延ばしされている。
北東地域の北大河州とセルジッペ州間の国道101号の複線化並びに改修工事は、2009年の完成予定から2013年6月に延長、サンタ・カタリーナ州パリョッサ市と南大河州境を結ぶ国道101号の複線化は、2010年の完成から2013年7月に延長されている。
連邦政府によるPAC-2プログラムの2014年末までの投資総額は2,110億レアルで全体の29.8%が完成すると予想、パラー州シングー河のベル・モンテ水力発電所並びにリオ州の石油化学コンビナートの完成は、予定よりも大幅に遅れると予想されている。(2012年7月27日付けヴァロール紙)