昨年就任した輸送インフラ局(Dnit)のジョージ・エルネスト・ピント・フラッシャ総裁は、150億レアルのプロジェクト全てで価格の上乗せ問題などを抱えていると、汚職問題が深刻であったことを憂慮している。
今年5カ月間の完成したインフラプロジェクトに対する支払いは、29億レアルと前年同期の47億レアルから大幅に減少しており、運輸部門が最もプロジェクトの予算を削減されている。
1年前、ジウマ・ロウセフ大統領は鉄道建設公社(VALEC)のジョゼ・フランシスコ・ダス・ネヴェス総裁並びにDnit局のルイス・アントニオ・パゴッテ総裁を罷免、その4日後にアルフレッド・ナッシメント運輸相が辞任していた。
デルタ建設会社は、輸送インフラ局(Dnit)と99件の契約を締結していたにも関わらず、同社は汚職事件への関与が摘発されたため、連邦政府との契約が禁止されるだけでなく既に進行中の工事も中止される可能性がある。
北東地域の国道101号線の複線化の工事では、40キロの区間工事が7回に亘ってプロジェクトの予算が上方修正されていた。
枕木の入札では市場価格よりも36%高い金額で落札して、連邦政府に2億レアルの損害を与えていたとVALECのジョゼ・エドアルド・カステロ・ブランコ総裁は指摘しており、落札業者との間で癒着が蔓延していたことが明らかになっている。
VALEC鉄道公社では線路の1トン当たりの価格は3,000レアルで21万トンを購入していたが、ブランコ総裁は2,000レアル前後での国際入札を予定している。(2012年7月2日付けエスタード紙)