南部地域に総延長距離が2,700キロメートルに及ぶ新規鉄道網に137億レアルを投資して、連邦政府は、主要港湾から主に農産物などの輸出を促進させる。
南北鉄道のサンパウロ州パノラマから南大河州のカラジーニョを経由してリオ・グランデ港を結ぶ1,200キロメートルに及ぶ区間の鉄道建設には、60億レアルの投資が見込まれている。
また南大河州のカラジーニョとウルグアイ国境に近いウルグアイアーナを結ぶ500キロメートルの鉄道建設には、25億レアルの投資が見込まれている。
パラナ州トレードと南マット・グロッソ州マラカジュを結ぶ420キロメートルの鉄道建設には21億レアル、サンタ・カタリーナ州シャペコとイタジャイ港を結ぶ600キロメートルの鉄道建設には、31億レアルが見込まれている。
南部地域の鉄道網はAmérica Latina Logística(ALL)が主に使用しており、同社は年間8,000万レアルから1億レアルを南大河州の鉄道輸送能力の拡大に投資している。
鉄道建設公社(VALEC)は、南北鉄道の線路の修復などに4億レアルの投資を予定、全国鉄道協会(ANTF)の発表によると、昨年のブラジル国内の2万9,000キロメートルの鉄道網による輸送量は4億7,510万トン、今年は5億2,200万トンが予想されている。
これらの新規鉄道網の建設は、パラナ州のパラナグア港、サンタ・カタリーナ州のサン・フランシスコ・ド・スール港、南大河州のリオ・グランデ港からの貿易拡大並びにインフラコスト削減が可能となる。
運輸省では、2020年までにブラジル国内の鉄道網の総延長距離を4万キロメートルまで拡大する計画、2025年までの総投資額は2,000億レアル、そのうち南部地域の鉄道網には330億レアルを投資する。(2012年6月19日付けヴァロール紙)