社会経済開発銀行(BNDES)は、アフリカ諸国でのインフラ整備向けの資本財やサービス輸出に対するクレジット枠の拡大を予定しているが、クレジットの保証として石油並びに石炭供給などで相手国政府と交渉している。
ブラジルは、アフリカ諸国の電力エネルギー開発並びに上下水道の整備、輸送や衛生部門向けのインフラ整備の投資に対するクレジット枠の拡大を積極的に進めており、先週の金曜日にBNDES銀行はアンゴラ政府と20億ドルのクレジット供与でサイン、2013年から4年間に亘って資金を提供するが、アンゴラ政府は1日当たり2万バレルの石油供給を約束している。
今回の20億ドルのアンゴラ政府へのクレジット供与は2006年から開始されてから5回目のクレジットとなり、今までに52億ドルのクレジットが承認されており、今後はアンゴラの民間企業向けに、クレジットの供与が拡大すると予想されている。
2011年のBNDES銀行のアフリカ諸国向けクレジット総額は27億ドル、そのうちアンゴラには全体の17.3%に相当する4億6,600万ドルが供与、今年は6億ドルに達すると予想されている。
BNDES銀行は、ヴァーレ社のモザンビーク国内のモアチーゼの石炭鉱山開発向けにクレジット枠を予定、またゼネコン大手のオデブレヒト社が建設を予定しているナカラ空港向けに、1億2,000万ドルから1億5,000万ドルのクレジット枠をモザンビーク政府向けに供与する。
またBNDES銀行はアンドラーデ・グッチエレス社がモザンビークで水力発電所建設を手掛けるプロジェクトに対して5億ドル、カマルゴ・コレア社の同国北部での水力発電所建設のクレジット保証には石炭の供給を要求している。
BNDES銀行は、ガーナ国内のインフラ整備プロジェクトに対して10億ドルのクレジット供与を行う保証として、石油の供給を要求している。(2012年5月2日付けヴァロール紙)