エコノマチカ社の調査によると、世界最高の実質金利のブラジルでは伝統的に銀行の利益率が軒並みトップを維持していたが、2008年のリーマンブラザーズの破綻をきっかけに発生した世界金融危機後から利益率が減少してきている。
昨年の利益率トップは飲料会社のAmbev 社の34.6%、2位は資源大手のヴァーレ社の 29.6%、イタウーウニバンコ銀行の21.2%、ブラデスコ銀行の19.9%、5位に通信会社のテレフォニカ社の15.8%とそれぞれサンタンデール銀行の10.2%を上回っている。
昨年の上記3企業の平均利益率は、26.7%と同じく上記3銀行の平均利益率の17.1%を大幅に上回っているが、純利益ではイタウー銀行が146億2,000万レアル、ブラデスコ銀行が109億レアルとAmbev 社の86億レアルを上回っている。
過去10年間のブラジルの30銀行の平均利益率は非金融企業の上場企業300社を上回っていた。2010年の銀行の平均利益率は126%であったが、昨年は10.1%と大幅に減少している。(2012年4月11日付けエスタード紙)