アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ政府が100%出資するムバダラ投資会社は、実業家エイケ・バチスタ氏のEBX社に20億ドルを投資して、5.63%の資本参加を予定している。
EBX社の傘下には石油・天然ガス開発事業のOGX、造船事業のOSX,不動産事業のREX、金採鉱事業のAUX、エンターテイメント事業のIMXなどがあり、同氏は、IBM社と共同で最先端技術開発事業のSIX社を立ち上げている。
EBXは、台湾資本のフォックスコン社と共にミナス州で液晶モニターの生産工場建設を予定、これにはブラジルの電子関連企業も参加を予定している。
同氏はEBX社の株式上場は予定していないが、REX並びにAUX,SIXの新規株式公開(IPO)を予定しているにも関わらず、短期的には資金調達の必要性はないと述べている。
ドイツ国内での原子力発電削減政策導入の影響で、同国の電力大手エーオン(E.ON)社は、海外での投資拡大を余儀なくされており、バチスタ氏のMPX社に8億5,000万レアルを投資して、10%の資本参加を発表している。
中国の武漢鋼鉄股份有限公司(Wisco)並びに韓国資本のSK Netoworks社は、同氏率いるLLX社が投資総額40億ドルのリオ州のサン・ジョアン・ダ・バーラ市アスー港で、すでに建設が始まっている生産能力500万トンの製鉄所建設に参加すると発表していた。
造船技術では世界トップの韓国の現代重工業は、OGX社に10%の資本参加をして技術移転などを予定しており、バチスタ氏は果敢に幅広く事業を拡大し続けている。(2012年3月27日付けエスタード紙)