過去3年間に、国庫庁から社会経済開発銀行(BNDES)に貸与された2,650億レアルのうち2,300億レアルは、投資活性化のためにブラジル企業に融資されたが、そのうち大企業向けは融資総額の64.9%を占めている。
BNDES銀行では、過去3年間にブラジル国内でインフラ整備などに総額3,170億レアルが投資されて、700万人以上の雇用創出につながったと見込んでいる。
国庫庁からBNDES銀行への2011年3月の貸与総額は55億レアルであるにも関わらず、45億レアルしか融資されなかったために、残った10億レアルは今年の融資に回される。また連邦政府の公共投資向けコントロール強化の影響で、昨年の支出は前年比17%減少していた。
同銀行は2,300億レアルを62万プロジェクト向けに融資、零細・中小企業向けのプロジェクト数は全体の86%を占めているにも関わらず、大企業は1,495億レアルの融資を受けている。
同銀行からはヴァーレ社、Oi社、コザン社、フィブリア社、Weg社、Ambev社などが大型融資を受けており、またロンドニア州のジラウ水力発電所やサント・アントニオ水力発電所建設並びにペルナンブッコ州のAbreu e Lima製油所建設プロジェクトなどに融資されている。
BNDES銀行の融資先は、ブラジルの国内総生産(GDP)の55%を占める南東地域の企業が45.2%と他の地域を大幅に上回っている。セクター別の融資先では、工業部門の製造業セクターが40.7%とトップ、インフラセクターが37.5%、商業・サービスセクターが14.7%、農畜産・漁業セクターが6.2%、鉱業セクターが1.0%となっている。
融資先の企業規模では大企業が64.9%、中規模企業が11.4%、零細企業が11.0%、小規模企業が8.2%、個人向け融資が4.2%、公共行政が0.3%となっている。(2012年2月29日付けエスタード紙)