中銀の統計によると、1月の外貨流入額から流出額を差引いた流入残高は73億ドルと、1月としては1982年から統計を取り始めて以来、2番目に多い残高を記録。しかし昨年12月までは3カ月間連続で、流出額が上回っていた。
中銀は外貨流入が大幅に増加したために、今年はすでにレアル通貨がドルに対して7.97%と大幅に上昇。中銀は過去1週間で3回のドル介入を試みたにも関わらず、昨日のレアルは0.23%高のR$1.72まで上昇している。
今年の外貨流入の主要因として、ブラジルの大手民間企業や金融機関が、海外での社債発行などで金利の安い資金を調達しており、外貨流入のうち95%は、このファイナンスオペレーションであった。
残りの5.0%は、1月の貿易収支が大幅な赤字にも関わらず、輸出業者による輸出のドルクレジットオペレーションが大幅に増加したためとなっている。
ブラジル企業や金融機関による海外での社債発行の償還期間は、5年から10年と長期間であり、短期間の確定金利付きファンドへの資金流入は、僅かとなっている。(2012年2月9日付けエスタード紙)