昨日、ペトロブラス石油公社は海外での社債発行で主幹事銀行も驚くほどの買い注文需要があり、70億ドルの資金調達に成功、ヨーロッパやアジアを中心に270億ドルの需要があった。
ペトロブラスは2015年までに岩塩層下(プレソルト)原油開発資金として、2,250億ドル調達のために社債発行が予定されているが、ペトロブラスの最後の社債発行は1年前の60億ドルであった。
今回の同社の海外での社債発行は30億ドルから40億ドルと予想されていたにも関わらず、主幹事銀行は金融業界のペトロブラスに対する注目度増加で、一昨日には60億ドルの調達が可能と予想、しかし最終的には70億ドルに達しオペレーションを終えた。
今年に入ってブラジルの国庫庁、民間銀行、食品大手、石油化学企業や製鉄会社が相次いで海外で資金調達に成功して、ドルの流入が相次いだために世界で最もブラジルの為替が値上がりした一因となっている。
今年1月のレアル通貨は対ドルで7.29%上昇、世界の主な6通貨の対ドルの平均上昇率は1.15%であり、レアル通貨の上昇率は他の通貨を圧倒している。
1月3日には国庫庁が海外で8億2,500万ドルを調達、ヴァーレ社は10億ドル、ブラデスコ銀行7億5,000万ドル、ブラジル銀行10億ドル、イタウーウニバンコ銀行は5億5,000万ドルとそれぞれ社債発行などで資金を調達した。
また1月にはゼネコン大手のオデブレヒト社が3億ドル、食肉メーカーJBS7億ドル、石油化学大手のブラスケンは2億5,000万ドル、バンリスール銀行5億ドル、製鉄業のCSNは2億ドル並びにビグバンコ銀行は2億800万ドルをそれぞれ調達していた。(2012年2月2日付けエスタード紙)