中銀の通貨政策委員会(Copom)の議事録によると、今後も継続して政策誘導金利(Selic)の引下げが継続すると、大半の金融業界のエコノミストは予想しており、年内の1桁台までの利下げの可能性が上昇している。
しかし高止まりしている国際コモディティ価格や最低サラリーの14%を上回る調整による、低所得層を中心とした消費増加でインフレ上昇圧力につながると予想されているが、連邦政府では国内経済活性化を優先する政策を採用している。
Selic金利の低下に伴って確定金利付きファンド向け投資からインフレ指数連動ファンド投資に、徐々に資金が流れてゆくと予想されている。
また昨年1年間でのサンパウロ平均株価(Ibovespa)はマイナス18.43%と投資収益性では最悪を記録、また世界的にヨーロッパの債務危機などで株式の投資環境が悪化しているために、海外の金融投資家は慎重になっている。
しかし今年のサンパウロ証券取引所(Bovespa)の株価は好調に推移してすでに6万2,000ポイントを上回っており、昨年新規株式公開(IPO)を見合わせていた企業の上場が相次ぐと予想されている。(2012年1月30日付けヴァロール紙)