大手石油化学のブラスケン社は海外で償還期間が2021年物のドルでの社債発行で2億5,000万ドルを調達、またバンリスール銀行も償還期間が10年物の社債発行で5億ドルを調達、年利は7.5%であった。
ペトロブラス石油公社も海外で総額が40億ドルに達する社債発行が予想されているが、ジョゼ・セルジオ・ガブリエリ総裁からガス・エネルギー部門のマリア・ダス・グラッサ・フォスター取締役を総裁に任命したために、予定よりも遅れる可能性が予想されている。
ブラスケンは昨年も社債発行で7億5,000万ドルを調達、年利は5.75%、今回の年利も前回同様に5.75%であったが、社債需要は20億ドルに達していた。
また今週初めにはゼネコン大手のオデブレヒト社は償還期間が2023年物の3億ドルの社債発行、年利は5.95%と前回の6.0%を下回っており、世界的に大幅な金利低下となっているために、ブラジル企業にとっては調達コストが減少してきている。
バンリスール銀行は今回の社債発行による海外での資金調達は初めてであり、クレディ・スイス銀行とドイツ銀行が主幹事を務め、需要は調達資金の6倍に達していた。
今年初めからブラジル企業の海外での資金調達は9社債発行で60億ドルを調達、今後はヴィルゴリーノ・オリヴェイラグループ、ツピーセメント、ミナス・ジェライス電力公社(Cemig)傘下のTaesa社や化粧品大手のNatura社が海外での資金調達を予定している。(2012年1月27日付けヴァロール紙)