国内外のプライベート・エクイティ・ファンドの今年のブラジル国内での投資総額は、企業への資本参加などで600億ドルに達すると予想されている。
元中銀総裁でガヴェア投資ファンドを率いるアルミニオ・フラガ氏、米国資本Advent社やBTG パクツアル投資銀行などはすでに資金を調達して、ブラジル国内で投資先として有望な企業を調査している。
ガヴェア社では昨年の資金調達は95億ドルに達しており、今年も昨年並みの資金調達を予定、ゼツリオ・バルガス財団(FGV)のプライベート・エクイティ研究センターCepeのクラウジオ・フルタード教授はヨーロッパの債務危機にも関わらず、今年のブラジルのGDP伸び率を3%から4%と予想、しかし海外の経済危機が悪化すれば、資金調達が難しくなると指摘している。
BTG パクツアル銀行ではインフラ部門への投資のために、30億レアルの投資ファンド設立を予定、しかし投資案件の取得の競争が激しくなってきて、収益性が見込まれる投資案件の価格が上昇してきている。
昨年、サンパウロ市に事務所を開設した英国資本3社は投資先として、すでに中規模の240社を調査、昨年は有線TVとブロードバンド部門サービス企業Blue Interactive グループに1億レアルを投資した。
ガヴェア社並びにVinci Partners社傘下のKinea社はレンタカー事業のUnidas社に3億レアルを投資して47%の資本参加、Victoria Capital Partners社は新しい投資ファンド設立で8億5,000万ドル調達を予定している。(2012年1月24日付けエスタード紙)