財務省では昨年末に一般消費を促すために、個人向けクレジットの金融取引税(IOF)を3.0%から2.5%と0.5%引き下げたにも関わらず、今後は昨年最終2カ月間の経済活動指数が予想を下回れば、更に0.5%利下げて2.0%にする可能性が予想されている。
ジウマ・ロウセフ大統領は今年のGDP伸び率を海外の景気不透明感増加にも関わらず、昨年の3.0%から4.0%に引き上げるために、景気刺激策を発表すると予想されている。
連邦政府は今年のプライマリー収支黒字をGDP比3.1%に相当する1,390億レアルと目標に掲げているが、IOF取引税の0.5%引下げは国庫庁にとっては16億レアルの税収減となる。
ギド・マンテガ財務相は今年に入ってレアルの為替が対ドルで5.46%と大幅に上昇しているために経済班に調査を命じているが、昨年末に大幅なレアル安になったために、金融市場が自動修正を行っていると見込んでいる。
中銀の発表によると今年初め2週間の海外からの資金流入は30億1,800万レアルの黒字を記録、また輸出業者のドル流入もレアルの為替高に拍車をかけている。昨年7月にレアルの為替はR$1.53と最高値を記録、連邦政府はレアルの理想的な為替はR%1.85前後とみている。(2012年1月19日付けヴァロール紙)