中銀では中低所得層を中心に延滞率が増加してきているために、民間銀行が下半期から与信の強化などクレジット部門の引締めを開始したために、今年のクレジット部門の伸び率は前年比17.5%を予想している。
来年のクレジット部門の伸び率は公立銀行が牽引すると予想、今年の公立銀行のクレジット伸び率20.5%から来年は19.0%と僅かに減少すると予想、しかし民間銀行は今年の伸び率14.5%から12.0%に減少、また外資系銀行も17.5%から13.0%に減少すると見込んでいる。
昨年のクレジット総額はGDP比45.2%、今年は48.4%、来年はGDP比51.0%を予想、今年11月の延滞率は海外の景気減速の影響を受けてブラジル経済減速、Selic金利の高止まりや消費者のクレジット負債の管理不足などで5.6%と2009年11月と同じレベルまで上昇している。
11月の個人向けクレジットの延滞率は前月の7.1%から7.3%に上昇して昨年1月以来の高率を記録、中銀は延滞率増加傾向を抑制するために、金利引下げて銀行負債の再交渉などを実施したにも関わらず、延滞率は僅かに0.4%減少に留まっている。(2011年12月22日付けエスタード紙)