国際決済銀行(BIS)の統計によると、ヨーロッパの債務危機や米国の景気の先行き不透明感増加で、第2四半期の世界のクレジットは1,920億ドルも縮小している。
特に米国のクレジットが1550億ドルも縮小しているにも関わらず、新興国のクレジットは4.7%増加して1,450億ドルに達しており、そのうちアジアが1,080億ドル、中国は680億ドル増加している。
ブラジルの第2四半期のクレジットはラテンアメリカの半分以上の200億ドルで7.4%増加、ヨーロッパの銀行のクレジットはリーマンショック前には世界の26%を占めていたが、今では18%まで縮小している。
ヨーロッパの銀行のクレジットが80%を占めている東ヨーロッパ諸国のクレジット縮小は危機的な縮小をきたしており、特にクロアチア、ハンガリーやルーマニアのクレジットが問題視されている。
BIS銀行ではヨーロッパの銀行のクレジットのスプレッドがリーマンショック前の比率を上回っており、米国の投資家がヨーロッパの銀行向け投資を42%引上げている。(2011年12月12日付けエスタード紙)