ヨーロッパの財政危機悪化を反映して、11月の投資収益は金投資が8.77%の収益率でダントツとなり、続いてドル通貨が大半の通貨に対して値上がりしたために6.79%の収益を記録している。
11月の投資でインフレ指数の総合市場物価指数(IGP-M)を下回ったのは唯一サンパウロ平均株価(Ibovespa)でマイナス2.51%と最悪を記録、しかし30日のIbovespaは日米欧の主要6中央銀行がドル資金供給拡大策を発表したことで、ヨーロッパの信用不安が後退した影響で、2.85%と上昇したためにマイナス2.51%に留まった。
今年のドル通貨の投資収益は8.71%と金投資の24.02%に次ぐ収益率を記録、銀行間預金ファンド(DI)は8.38%、10万レアル以上の銀行定期預金証(CDB)は8.31%、ポウパンサ預金は6.86%となっている。
Leandro&Stormer社のレアンドロ・ルッシェル共営者は毎年12月は伝統的に株投資の収益率が好調に推移するために、現在の落ち込んでいる株価は購入のチャンスであり、来年は大幅に回復すると予想している。
11月の10万レアル以上の銀行定期預金証(CDB)の収益率は0.70%、銀行間預金ファンド(DI)は0.68%とポウパンサ預金の0.56%を上回ったが、5,000レアルまでの銀行定期預金証(CDB)の収益率は0.56%とポウパンサ預金と同率であった。
日米欧の主要6中央銀行がドル資金供給拡大策を発表したことで、ヨーロッパの信用不安が後退した影響並びにSelic金利の連続3回の利下げや国内経済活性化のためのクレジット政策変更などが予想されているために、確定金利付きファンドの収益率の低下に反して、株などの金融市場の短期投資の収益率増加が予想されている。(2011年12月1日付けエスタード紙)