中銀は2010年7月に不正経理操作が行われている可能性を認識していたにも関わらず、有名なバラエティ-ショー司会者シルビオ・サントス氏が実権を握るパナメリカーノ銀行への、連邦貯蓄金庫(Caixa)の資本参加を承認していた。
中銀がCaixa金庫のパナメリカーノ銀行への49%の資本参加を正式に承認したことを官報に公示したのは、4カ月後の昨年11月である。にもかかわらず、Caixa金庫は7月26日に、サントス氏に総額7億3,900万レアルの残りである2億3,200万レアルを支払っている。
中銀の会計検査官らは7月に、パナメリカーノ銀行のクレジット部門で他銀行との間に40億レアルに上る会計上の不正を指摘していたが、さらに掘り下げ、数カ月後には3億レアルの不正が明るみに。11月にはパナメリカーノ銀行の会計の不正操作が発覚、サントス氏は同銀行の倒産を避けるため、FGCファンドから25億レアルの資金調達を受けていた。
しかし今年1月には新経営陣が総額43億レアルに達する経理の不正を新たに発見、FGCファンドはシルビオ氏への資金調達を承認、しかし同氏はシルビオ・パルチシペーション社を4億5,000万レアルでBTG パクツアル銀行への譲渡を余儀なくされた。(2011年11月23日付けエスタード紙)