欧米の経済成長の減速が明確になってきた影響を避け、ブラジル国内の経済減速を緩和するために、中銀はクレジットも緩和政策や金利削減政策を発表している。
昨日の中銀のブラジル国内経済の活性化のためのクレジット拡大政策発表は2008年のリーマンブラザーズに端を発する銀行破綻による世界金融危機後に採用した政策を再び採用して、民間銀行のクレジット縮小を補填する。
また連邦貯蓄金庫(Caixa)も消費拡大のために小売向けクレジット、住宅、自動車向けクレジットを拡大して製造工場、建設部門や自動車工業部門の人員削減を防ぎ、社会経済開発銀行(BNDES)も投資向けプロジェクトに対するクレジットを拡大する。
中銀は色々なクレジットの月利を0.2%から0.5%カット、延滞率の低い公務員向け給与・年金口座連動型クレジットの月利は2.50%から2.17%カットを発表したために、多くの公務員は負債削減のためのリファイナンスの手続きを申請すると予想されている。
ブラジル銀行が49%の株を所有するヴォトランチン銀行は、昨年末の連邦政府による自動車向けクレジットに対するマクロ・プルーデンス政策採用で自動車部門のクレジットが大きな影響を受けていたが、今回の金利カットで恩恵を受けると予想されている。(2011年11月15日付けエスタード紙)