ユーロ圏首脳が合意したギリシャ支援策には1300億ユーロの支援、民間セクターが保有するギリシャ国債への50%のヘアカット(債務元本の減免)適用で、ヨーロッパ域内の金融危機が後退したために、10月下旬は世界的に株価が上昇した。
10月のサンパウロ平均株価(Ibovespa)の収益率はヨーロッパの金融危機の後退による安心感の増加並びにSelic金利の引下げで、11.49%と2009年5月以来の収益率を記録、しかし今年はマイナス15.82%と最低となっている。
ギリシャの財務危機の影響でヨーロッパの金融危機に直面していたために、ドルの為替が大幅に上昇していたが、ギリシャ国債への50%の減免適用措置の採用で反転して、10月のドルの収益率はマイナス9.89%と最低、しかし今年は1.80%の収益率を記録している。
Selic金利の連続2回に亘る引下げで確定金利付きファンドの収益率が減少してきており、10万レアル以上の銀行定期預金証(CDB)は0.71%、銀行間預金ファンド(DI)は0.70%、ポウパンサ預金は0.56%とそれぞれインフレ指数の総合市場物価指数(IGP-M)0.53%を上回り、金投資マイナス4.49%とドル投資がIGP-Mを下回った。(2011年11月1日付けエスタード紙)