昨年末のクレジット部門に対するマクロ・プルーデンス政策採用や今年初めから継続する政策誘導金利(Selic)の連続引上げによる年利12.50%までの上昇で、金利が最も高いクレジットカードや特別小切手と呼ばれる口座借越残クレジット使用の縮小につながっている。
7月のクレジット全般の伸び率は0.7%増加、平均年利は39.7%、しかし口座借越残クレジットの年利は延滞率の増加に伴って、188%と過去12年間で最も上昇している。
民間銀行のクレジット伸び率は減少傾向となっているが、7月の公立銀行のクレジット伸び率は1.9%と過去7カ月間の平均1.2%を上回っており、過去12カ月間では23.6%増加の1,000億レアルを上回っている。
また銀行全体の7月の過去12カ月間のクレジット伸び率は19.8%と連邦政府目標の今年のクレジット伸び率15%を上回っており、7月の個人向けクレジットは前月比3.8%増加、自動車を除く耐久消費財購入クレジットは10.5%と大幅に増加している。
7月の個人向けクレジットは0.9%、法人向けクレジットは0.5%それぞれ増加、またクレジット残高はGDP比47.3%に相当する1兆8,540億レアルと6月のGDP比47.1%から更に増加している。
しかし米国やヨーロッパの経済活動レベルの縮小で8月並びに9月のブラジル国内の消費減少が見込まれており、今後はクレジット全体の伸び率は減少するにも関わらず、多くのエコノミストは今年の伸び率は17%から18%を予想している。(2011年8月25日付けエスタード紙)