昨日、ブラジル資本のBTGパクツアル銀行はチリ資本のCelfin Capitalとの合併交渉を発表、合併が成立すればラテンアメリカ最大の投資銀行の誕生となる。
BTG銀行にとって規模の小さいCelfinとの合併は実質的に買収となり、コロンビアやペルーに進出しているCelfinを握中に収めることは、ラテンアメリカでの事業展開の足掛かりを築くことになる。
BTG銀行の資産総額は700億ドルに対して、Celfinは僅かに115億ドルで昨年の純益は3100万ドルに留まっている。
しかし両投資銀行のM&A取扱件数はイタウーBBA銀行に次いでラテンアメリカでは2位、Celfinは資産が10億ドル以上と予想されているチリのセバスチアン・ピニェーラ大統領の資産運用、LAN航空の合併交渉なども手掛けている。
BTG銀行のアンドレ・エステーヴェス頭取は同銀行に22歳で情報部門の技能職として入社、わずか4年後には共同経営者に上り詰めて、2006年にスイス資本のUBS銀行に26億ドルで同銀行を身売り、3年後には世界金融危機で大打撃を受けたために、UBS銀行から破格の安値で買い戻していた。(2011年8月25日付けエスタード紙)