中銀の発表によると5月の銀行のクレジット延滞率は政策誘導金利(Selic)の上昇やインフレ率の上昇に伴って5.1%まで増加して、過去12カ月間では最悪を記録している。
5月の銀行の法人向けクレジット年利は31.1%、個人向け年利は46.8%とそれぞれ上昇、特別小切手と呼ばれる口座借越残年利は185.4%と1999年以来では最高金利となっている。
金利の上昇に伴って5月の銀行クレジットは前月比5.3%減少、そのうち個人向けクレジットは4.6%、法人向けクレジットは5.8%とそれぞれ減少している。
中銀は今年の銀行のクレジット部門の増加率を前年比13%から15%に上方修正したにも関わらず、アレシャンドレ・トンビーニ総裁は中銀の予想範囲内に収まっているために15%以内の増加率を見込んでいる。
中銀は今年の公立銀行のクレジット部門の拡大を14%から15%、ブラジル民間銀行は13%から15%、外資系銀行は11%から16%とそれぞれ上方修正している。(2011年6月29日付けエスタード紙)