LCAコンサルタント社の調査によると一般家庭のクレジットカード、消費者に余裕のない場合に使用する特別小切手と呼ばれる口座借越残クレジット、銀行の個人向けクレジット、自動車や住宅向けクレジットや年金・恩給口座天引き型クレジットなどによる負債が増加してきている。
4月の一般家庭のこれらの負債総額は6,530億レアルに増加して平均4.8カ月分のサラリーに相当、2009年12月の負債総額4,850億レアル、昨年4月の5,240億レアルから大幅に増加してきている。
1年6ヵ月前の平均負債額は4.2カ月であったが、昨年の国内総生産(GDP)伸び率は国内消費が牽引して7.5%増加、サンパウロ州商業連盟(Fecomercio-SP)の今年5カ月間の27州都での一般家庭負債調査では64%が負債を抱えているが、昨年同期は61%であった。
昨年1月の一般家庭の平均負債額は1,298レアル、今では18%増加の1,527レアルに増加、しかし昨年末のクレジット抑制するためにマクロ・プルーデンス政策の導入や今年1月から連続している政策誘導金利(Selic)の引上げの影響で、3月から小売部門の消費が後退してきている。
昨年4月の金利が負債に占める比率は56%、しかし今では60%まで上昇、昨年12月から今年4月の口座借越残クレジットは6.2%、クレジットカードは17%それぞれ増加して、今後は延滞率の増加が予想されている。
しかし銀行の個人向けクレジットはマイナス3.7%、自動車向けクレジットは-10.6%、自動車以外の耐久消費財購入向けクレジットは-11%とそれぞれ大幅に減少してきている。(2011年6月27日付けエスタード紙)