ブラジル・中国企業審議会(CEBC)の調査によると昨年の中国のブラジルへの投資の1%は民間企業、93%は中央国有企業、6%は地方国有企業が占めている。
昨年の公表された中国企業によるブラジルの投資総額は357億5,000万ドル、そのうち確認された投資総額は126億6,900万ドル、81.6%がM&Aであり、外国に投資をする際に法人を新しく設立して、設備や従業員の確保、チャネルの構築や顧客の確保を一から行う投資方式のグリーンフィールド投資はごくわずかであった。
公表された投資総額357億5,000万ドルの67%は企業の買収並びに資本参加、10%はジョイントベンチャー、23%はグリーンフィールド投資、確認された投資の95%は石油・天然ガス、鉱業、アグロビジネス並びに鉄鋼部門となっている。
投資が集中している部門は中国の経済成長を支えるためのコモディティ製品や13億人の人口を支えるための食料品であり、中国向け輸出の80%は鉄鉱石、大豆並びに石油となっている。
昨年の確認済みの投資126億6,900万ドルのうちで、石油開発部門の2件の投資総額は101億8,000万ドル、しかし今年はジウマ・ロウセフ大統領の訪中で投資傾向に変化が表れてきており、テクノロジー部門への投資が増加、テレコンZTE社は2億ドル、Huawei社は3億5,000万ドルを投資して、研究センターを建設する。
今年の中国からの投資はグリーンフィールド投資が増加、今年発表された10件の投資のうち8件が生産工場建設などのグリーンフィールド投資、Cherry社はサンパウロ州内に4億ドルを投資して自動車工場を建設、JACは自動車輸入販売、CR Zongshen社は2009年に買収した二輪メーカーKasinski社の増産を予定している。
Sinopec社はスペイン資本Repsol社の株式40%を71億900万ドルで買収、Sinochem社はノルウエ-資本Statoil社のペレグリーノ油田40%の権益を30億7,000万ドルで買収、State Grid社は9億8,900万ドルを投資してスペイン資本の7コンセッションを買収、Wisco社は実業家エイケ・バチスタ氏の鉄鉱石生産会社MMX社に4億ドルの資本参加を行っている。(2011年5月27日付けエスタード紙)