社会経済開発銀行(BNDES)のルシアーノ・コウチーニョ総裁は石油・天然ガス開発向けの特別クレジットプログラムの発表を近いうちに行うと説明している。
同総裁は今後4年間に1,000億レアルの投資が必要であり、そのうち1/3は国内外の石油開発企業が資金を調達、2/3はBNDES銀行などが融資を行う予定であると説明している。
国家石油産業機構(Onip)では2010年までの石油開発部門への投資総額は4,000億ドル、ペトロブラス石油公社のセルジオ・ガブリエリ総裁は2020年までに6,000億ドルの投資が必要であると発表、しかし連邦政府は現実的な投資計画への変更を要請した。
市場関係者は2014年までの投資は毎年13%増加の総額2160億ドルを予想、2006年から2009年の投資総額は1,170億ドルで2倍の投資額となって、石油開発に拍車がかかると予想している。
ペトロブラスは2020年までに浮体式海洋石油生産・貯蔵・積み出し設備付きプラットフォーム(FPSO)を3倍に増加させて、現在の日産250万バレルを530万バレルと倍増を予定している。
日産530万バレルに達すれば、世界3位の産油国となり、石油輸出国機構
(OPEC)加盟国以外では世界最大の石油生産国となるためには、現在の15プラットフォームを53まで増加させる必要がある。
またペトロブラスは石油運搬船を287隻所有、しかし2020年までには568隻に増加させる必要があり、大半の運搬船やプラットフォームの建造はブラジルの民間造船所を予定している。(2011年5月26日付けエスタード紙)