中銀は銀行サービス手数料徴収が各銀行によって異なって比較が難しかったが、3年前に基本サービス手数料を規制するために、各銀行が基本パッケージを明記するように義務付けた。
ブラジル消費者保護院(Idec)が規制から3年が経過後に調査したところ、最もパッケージ手数料が値上がりしているのは124%、平均手数料収入はインフレ指数18%を大幅に上回る30%増加している。
サンタンデール銀行のシンプルパッケージが124%値上がりしてトップ、バンリスール銀行のエクスプレス口座パッケージが53%、ブラデスコ銀行のセスタ・ファーシルが49%、連邦貯蓄金庫(Caixa)のセスタ・ファーシルが31%、HSBC銀行のスーパー・エコノミック23%とそれぞれインフレ指数を上回った。
しかしイタウー銀行のMaxi口座パッケージは16%とインフレ以下の値上げに留まっており、またブラジル銀行の10種類サービスパッケージの手数料は3年前から据え置かれている。
第1四半期の4大銀行(BB、イタウー、ブラデスコ、サンタンデール)のクレジット部門の純益は前年同期比18.17%増加の464億9,000万レアル、特にサンタンデール銀行が24.1%増加している。
また同期の4大銀行の純益は101億レアル、イタウー銀行が35億3,000万レアルを記録、ブラジル銀行の純益は24.7%、ブラデスコ銀行は28.5%それぞれ増加、サンタンデール銀行はマイナス0.2%であった。
またCaixa金庫のサービス手数料収入は83%、サンタンデール銀行46%、ブラデスコ銀行37%、ブラジル銀行30%、バンリスール銀行29%、イタウー銀行は15%とそれぞれ増加している。
3年前の基本サービス規制ではサービス手数料が無料になるのはキャッシュカードの発行、月間10枚までの小切手の発行、損失、強奪や損傷によらないキャッシュカードの再発行、 銀行窓口及びATMからの月間4回までの現金引出し、月間2回までの同銀行間の送金、インターネットでの相談や月間2回までの残高証明書の発行などとなっている。
引続きサービス料金が徴収できるのは口座開設などの信用調査費、予備クレジットカードの発行、ポウパンサ預金口座の予備クレジットカードの発行、 小切手の発行、支払い保証小切手、銀行間送金、毎月の口座やポウパンサ預金の残高証明書など20種類の有料銀行サービスが継続される。(2011年5月11日付けエスタード紙)