ペトロブラス石油公社は2009年に中国国家開発銀行から10年間に亘って、石油を輸出する代わりに100億ドルの資金を調達、中国は政治情勢不安定な中東やアフリカから石油の大半を輸入しているために、輸入先の拡大に迫られている。
中国国家開発銀行のChen頭取はブラジルのインフラ部門への投資などに140億ドルの融資枠を準備しており、同銀行の海外戦略にとってブラジルは非常に重要であるために、ブラジル国内での事務所開設を計画している。
ペトロブラスは投資計画を遂行するために170億ドルの資金調達に迫られているために、ジウマ大統領の訪中に随行したジョゼ・セルジオ・ガブリエリ総裁は時価総額が世界トップの中国商工銀行と石油輸出契約を保証に融資交渉を行っている。
中国では二桁台に近い経済成長率を維持するためには、国内需要を満たす電力供給が不可欠であり、石油の国内消費の輸入比率は53%、2020年にはその比率が65%に達するために、今後の石油生産拡大が見込めるブラジルへの投資が拡大すると予想されている。
中国国家開発銀行から10年間に亘って1日当たり20万バレルの石油輸出契約を交わしたために、中国への石油輸出は米国に次いで2位に上昇、昨年の中国向け石油輸出は全体の24%に相当する38億5,000万ドルに達している。(2011年4月15日付けエスタード紙)