民間銀行トップのイタウー-ウニバンコ銀行は金融市場関係者が競合銀行のブラデスコ銀行が有利と予想していたカレフール銀行への資本参加の案件で、49%の資本参加に現金払いで7億2,500万レアルを提示して提携に成功した。
ブラデスコ銀行はウニバンコ銀行との合併交渉をしていたが、イタウー銀行と合併したために民間トップの地位から転落、ブラデスコ銀行はポルト・セグーロと交渉していたが、同銀行は経営権を主張して交渉が決裂したためにイタウー銀行と提携、今回の交渉もイタウー銀行に破れた。
カレフール銀行は770万枚のクレジットカードを発行、クレジット総額は22億レアル、今回のイタウー銀行の資本参加で小売部門、特にスーパーマーケットのクレジットカードではトップとなった。
イタウー銀行は小売部門ではExtra網を含むポン・デ・アスーカル、ウオ-ルマート、ロージャ・アメリカーナと提携、また今後はスーパーチェーン網のマガジン・ルイザ社並びにポント・フリオ社との提携契約を結んでいる。
カレフール銀行との提携交渉にはイタウー銀行、ブラデスコ銀行以外にもサンタンデール銀行、ブラジル銀行、連邦貯蓄金庫などが虎視眈々と狙っていたにも関わらず、イタウー銀行に又もや後塵を拝した。
しかしカレフール銀行のクレジットカードの60日以上の延滞率は15%と平均よりも高いにも関わらず、イタウー銀行は163店舗網を擁して低所得層の顧客が多い同銀行に果敢に資本参加する。(2011年4月15日付けエスタード紙)