連邦政府は今年に入って金融取引税(IOF)が免除されている海外投資家の対内直接投資名目の大量の外貨流入が続いているために、今後は投資審査を厳しくすると予想されている。
海外投資家のブラジル国内での国債などの確定金利付き投資に対して、連邦政府は昨年の最終四半期に海外投資家のブラジル国内での金融投資が止まらず、レアル高抑制のためにIOFを4%から6%と再度引上げたが、株式投資は2%に据え置いていた。
米国の更なる金融緩和や日本の実質ゼロ金利政策の採用で、金利の高いブラジルなどの新興国へ先進諸国のキャリートレードなどの投機的資金が流れて、更に為替高を誘発している。
中銀の統計によると1月の対内直接投資は前年同月比5倍以上の29億5,000万ドル、2月の対内直接投資は67億ドル、3月は18日までに117億3,000万ドルが流入している。
今年のドル流入総額は前年同期比42.3%増加の346億6,000万ドルとすでに昨年1年間の流入金額260億ドルを大幅に上回っており、そのうち貿易収支黒字は40億ドル以下となっている。(2011年3月24日付けエスタード紙)