昨年のブラデスコ銀行の純益はブラジルの国内総生産(GDP)が7.5%以上伸びて内需が好調に推移したために、クレジット部門が牽引して前年比25%増加の100億2,000万レアルを記録した。
同銀行のクレジット部門は前年比23%増加、個人向けクレジットは19.5%、法人向けクレジットは24.9%と大幅に増加、クレジット部門の占める割合は前年の20%から30%に拡大している。
クレジット部門の拡大並びに延滞率の減少が収益性アップに寄与、全体の延滞率は3.6%と前年の5.5%から大幅に改善、また世界金融危機前の2008年の低い延滞率3.4%に近付いてきている。
昨年の同銀行の中小企業向けクレジットの延滞率は3.4%、大企業は0.4%、最終四半期の純益は前四半期比18%増加の30億レアル、クレジットは7.3%増加した。
しかし今年のクレジット部門は昨年末に中銀が銀行の強制預託金比率の引上げ並びにクレジットの引締めを発表、また先月にはSelic 金利が11.25%に引き上げられたために、ブラデスコ銀行では15%から19%の伸び率に下方修正している。(2011年2月1日付けエスタード紙)