昨年12月にキャリートレードなど海外からの資金流入増加やレアル高の為替コントロールのために中銀は為替介入を継続、また堅調な国内景気・資金需要などで銀行貸出は拡大傾向が続いていて、特に個人向けクレジット、自動車ローンや住宅関連融資が拡大の一途のために、中銀は銀行の強制預託金比率の引上げやクレジット引締め政策を採用した。
昨年末の金融引締め政策導入で個人並びに法人向けの平均年利は35%から今月12日には38%と急上昇、特に個人向けの自動車ローン、小売店の耐久消費財購入ローンや年金・恩給口座天引き型クレジットの金利が急上昇している。
個人向けクレジットは銀行の強制預託金比率引上げてスプレッドが2.9%増加の26.4%まで上昇した影響を受けて、僅か半月間の間に40.6%から4.5%と急上昇して45.1%している。
今月初めの12日間のクレジットは8%縮小、19日に政策誘導金利の0.5%引上げて11.25%に上昇したことも、今後数カ月間に亘って長期クレジットを中心に縮小すると予想されている。
昨年の公立銀行のクレジット部門の拡大は前年比21.5%増加、民間銀行は22.4%増加して世界金融危機直後の状態から反転して公立銀行を上回った。
公立銀行のクレジット残高は全体の41.9%に相当する7,139億レアル、民間銀行は40.7%に相当する6,936億レアル、残りは外資系銀行のクレジットとなっている。(2011年1月27日付けエスタード紙)